透析医療機関経営者に役立つMonthlyメール-2008年12月号のバックナンバーです。
透析マネジメント / Monthlyメール / 2008年12月号
┃意識するか、しないかで天と地の差を生む! 2008年12月号 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ┃ 今月のポイント Monthlyメール ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 医療経営戦略研究所 ◆今月のポイント 組織の成功に不可欠なこと!!Vol.3 ○------------------------------------------------------ イノベーションを起こすために必要なものとは。 ○------------------------------------------------------ これからお伝えすることは、ズバリ!重要なポイントです。 ───┬──────┬──────── No.│ ポイント │優位性の獲得 ───┼──────┼──────── 【1】│ 従順さ │ 0% ───┼──────┼──────── 【2】│ 勤勉さ │ 5% ───┼──────┼──────── 【3】│ 知性 │ 15% ───┼──────┼──────── 【4】│ 自発性 │ 20% ───┼──────┼──────── 【5】│ 想像力 │ 25% ───┼──────┼──────── 【6】│ 情熱 │ 35% ───┴──────┴──────── 上の表を見てください。 この表は上から【1】従順さ、【2】勤勉さ、【3】知性、【4】自発性、 【5】創造力、【6】情熱という項目に分かれています。 最初の【1】従順さですが、これは基本的なことで、指示やルールに従う 能力のことです。指示やルールに従うというのは職員としての正に 基本中の基本です。そして、【2】の勤勉さは、きちんと業務をこなして いる。 決してサボる事をしない。仕事を任せておいても安心出来るという水準 です。ここまでは、業務としてのベースラインです。そして、その次に 【3】知性がきます。 知性というのは自己研鑽に励み、仕事の質を上げようとする能力のこと です。経験に学びながらも新しい知識や技術を獲得しようとする意欲の ことを指します。そして、さらに上には【4】自発性があります。自発性は 自分で仕事を見つけ出す力、人から頼まれたり、指示されたりしなくても 自分から新しい挑戦をもとめ自ら行動する能力です。【5】創造力のある人 は探究心が旺盛で実験を繰り返すことをいとわない、そして【6】情熱が 最上位となります。全ての中で最上位は情熱であり、情熱があれば障害を 乗り切る事ができ、目標に到達することが出来ます。 ○------------------------------------------------------ 組織の成功に不可欠なこと ○------------------------------------------------------ 情熱があれば、決して諦める事がありません。 そして、情熱は他の人達に伝搬して行きます。仕事に対する熱心な気持ちが 組織に広がっていくことは、組織に好循環を生まれてきます。組織に好循環 をもたらすためには上に立つ私たちがスタッフに対して組織に対する情熱を 見せることです。求めるならば自らも持たなければなりません。 E.Mフォスターはこう言っています。「情熱のある一人は、関心がある だけの40人より望ましい」先のハメルによれば、本当にイノベーション を起こそうとするのならば、【1】従順さ【2】勤勉さ【3】知性が満た されていたとしても価値はゼロだと言い切っています。 従順で勤勉で知性がある程度の人ではイノベーションを起こすことは出来 ないのです。例えば従順で勤勉である程度知性がある国民を抱えている 発展途上国に多くの仕事が移転されています。 中国やインドやベトナムやタイは標準化された仕事のほとんどが移転してい ます。残念ながら、未だこれらの国ではグローバル市場を相手にするだけの 製品力を持っていません。言い方を変えれば、未だイノベーションの段階に 到達していないといえます。 さて、それでは医療に目を転じて見ましょう。 私の知るところでは、多くの透析医療機関には素晴らしい人がいる一方で、 【1】や【2】もおぼつかない人が多いように思います。 従順で素直でもなければ、勤勉でもない、もしこのような人が多く在籍して いるとすれば、これから一生かかっても優れた施設を作り上げることは出来 ないでしょう。少なくても【1】から【4】を満たしていなければ、 今後の競争に勝つことは出来ません。 人は誰一人として同じ人はいません それぞれの個性の持ち主です。 従って、差別ではなく、区別するかが問題となります。あなたの施設は 80%が【6】のスタッフであれば問題はありません。黙っていてもトップの 施設になるでしょう。しかし、【1】だけのスタッフが多ければ決して トップの施設になることは出来ません。つまり、イノベーションを起こす ことが出来ないからです。 今すぐに上の表を使って、あなたのスタッフや仲間を分析してみてください。 どの程度経営イノベーションに対してポテンシャルがあるのかが判ります。 そして、その結果に基づきスタッフや仲間と仕事について会話を開始してく ださい。真剣に話をすると、その人の心の内が透けて見えてきます。 本当に必要な人は誰か?そして、嘘をついているのは誰か? 不要な人は誰か?人に区別がついてきます。 人の区別こそが、組織の成功には不可欠なのです。
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