Monthlyメール2007年3月号

透析医療機関経営者に役立つMonthlyメール-2007年3月号のバックナンバーです。

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Monthlyメールバックナンバー2007年3月号

┃意識するか、しないかで天と地の差を生む!    2007年3月号
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┃     今月のポイント Monthlyメール   
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                      医療経営戦略研究所

◆今月のポイント
 看護師不足と嘆く前に、まずは今のシステムを疑ってみよ!

<解説>
今次診療報酬改定で7対1入院基本料ができ、届出をしようと急性期
医療機関では看護師の獲得に必死になりました。

その結果、どうでしょうか。
多くの医療機関では、看護師不足、看護師が採用できない!と嘆いて
います。
透析医療機関でも例外ではなく、看護師不足と悩まれている経営者は
多いのではないでしょうか。

看護師をどうやって獲得しようかと悩む前に、まず考えて欲しいこと
があるのです。
 
病棟の場合は、○:1看護という定数制があって、最低限必要な
看護師の数が決まっています。
しかし、透析室はどうでしょうか?
患者○人に対して看護師が何人必要かという決まりはありませんよ
ね。ということはあなたや管理職の人達の考えで看護師の数を自由
に決められるということです。
 
今のシステムでは、看護師の数は10人必要かもしれません。
でもよく考えてみてください。 「今のシステムでは」ですよね。
ここがポイントです。

「今のシステム」ですから、システムを変えたらどうなるで
しょう?

システムを変えたら、10人必要だった看護師が、8人、いや
5人で十分できるようになるかもしれません。
 
「今のシステム」が果たして、最適なシステムでしょうか?
まずは疑ってみることです。
 
私の知っている限り、透析クリニックを開業して、5年たっても、 
10年たっても開業当時と同じシステムで仕事をしているところが
ほとんどなのです。
 
医療技術の進歩、医療機器の技術革新、患者ニーズの変化等々、
環境が変化しているのに、5年も10年も前と同じシステムで仕事を
しているっておかしいと思いませんか?

もし、あなたのクリニックが同じシステムで運営されているとすれば
管理職やスタッフは何も努力していないということになります。
これではまるで役所のシステムです。しかし、当の役所自体も
最近は少しシステムを変えて、サービスの改善につとめているよう
です。
 
しかし、もしあなたがシステムを変えようとすると、必ず職員から
反発が出ます。
透析室は定数制ではないのに、看護師が1人辞めると、看護師長から
「業務に支障をきたすので、早く1人採用してください」と言われる
ことありませんか?システムが既得権益に姿を変えた瞬間です。

何故今のシステムが良いかと言うと、働き手にとっては慣れていて
楽だからです。そこには、改善しようとする空気すらありません。
 
そこで懸命なあなたは、「今のシステムでは今の人数必要かもしれな
いが、システムを変えたらどうなるだろうか、本当にシステムをどこ
も変えることはできないだろうか」とスタッフとコミュニケーション
を開始してほしいのです。システムは変え続けることに意味がある
と認識してください。
 

変化はチャンスです。
この環境の変化を、システムの大幅な改善、スタッフの気づきの機会、
スタッフとのコミュニケーションのきっかけに大いに役立てて
欲しいのです。

マイナスと思えることをマイナスと捉えるのではなく、
プラスに転じるのです。
 
看護師が採用できない!と嘆く前に、まずは「今のシステム」を
疑ってみるのです。

Copyright(C) 2007 Institute of Healthcare Management Strategy,Inc 

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