透析医療機関経営者に役立つMonthlyメール-2007年2月号のバックナンバーです。
透析マネジメント / Monthlyメール / 2007年2月号
┃意識するか、しないかで天と地の差を生む! 2007年2月号 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ┃ 今月のポイント Monthlyメール ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 医療経営戦略研究所 ◆今月のポイント 他業界のことと思うな、自院をよく見よ! <解説> 今年も早いものでもうすぐ2ヶ月、日がたつのはあっというまですね。 ぼんやりしていると、行動を起こす前に1年が終わってしまいます。 考えているだけでは経営は変わりません。行動こそが全てです。 さて、今年になって「不二家問題」で ずいぶん世の中を騒がせていましたね。 消費期限切れの原材料使用発覚後以来、消費期限を社内基準より1日長く 表示していたり、社内基準の600倍以上の細菌量を検出した商品を出荷して いたり・・・と次々と出てきています。 “今にはじまったことではなく、7年以上前からやっていた” “においをかいで、変な臭いがしなければ、消費期限が切れていても 使用していた” “工場内の管理職が容認していた” “消費期限切れの原材料を捨てたら怒られる” “プリン・シュークリームの消費期限を 1日長く表示することが常態化していた” など 長い歴史をもつ菓子メーカーがこの有り様です。 食品メーカーの不祥事といえば「雪印乳業の集団食中毒事件」を
思い出される方も多いでしょう。
コスト優先、消費者不在の品質管理で、グループ解体 にまで転落した事件ですが、
「雪印乳業事件」が起きた時、食品業界各社は、 “消費者を裏切ってはいけない”と、気を引き締めたはずです。 それなのに、また「不二家」の問題、悪しき習慣が繰り返されているかの ようです。 皆さんは、この「不二家」問題を他人事のように思われるでしょうか。 医療業界に目を向けてみてください。 近年、ニュースや新聞で医療事故という言葉があとをたたないほど、 頻繁におきています。 医療事故のニュースを聞くたびに、皆、“気をつけないと病院倒産 にまで追い込まれる事態になりかねない”と思っていたはずです。 医療事故防止委員会を作ったり、医療安全マニュアルを整備したりも したでしょう。 (まあ、ほとんど対策をとらない医療機関もありますが。) でも、なぜか繰り返し、同じような事故が起きるのです。 なぜでしょうか? これら全ての問題は、マネジメントの問題です。 そう、マネジメントをしているあなたの問題、あなたの責任なのです。 いくら立派な医療事故安全マニュアルを作っても、医療事故防止委員会を 作っても、機能しなければ何の意味もありません。 その一方で、マニュアルや委員会は最小限のものであるにもかかわらず 成果を上げているところがあります。 その違いは何でしょうか? その答えはマインドの違いです。 こんな例がいくらでもあります。 マニュアルは整備されている。しかし気の利かない職員ばかりいる レストラン。やはり駄目ですよね。雰囲気がよくありません。 サービスも低いです。 つまり、サービスマインドが職員に欠如しているのです。 いくらルールやマニュアルが整備されていたとしても全く効果が出ない 場合は、往々にしてルールやマニュアルの問題ではなく、それを運用 する人の問題です。 「そうか部下が悪いのか?」こう考えている人も多いと思います。 しかし、それは間違いです。良く考えてみてください。 その部下を選んだのはあなたです。 どうしようもない人を雇ったのはあなたではないでしょうか? 今の現状は、あなたの選択の結果です。 この状況を変えるためには、 現在のスタッフの構成をもう一度考える必要があります。 本当に将来一緒に歩む人と、そうではない人を良く精査するのです。 スタッフにサービスマインドが欠如しています。 そのスタッフを雇ったあなたは、マネジメントマインドが欠如しているの です。 今回の「不二家問題」からあなたは何を学ぶでしょうか? 他業界でおきたことを他人事と思わず、よく検証し、 自院はどうだろうと見つめ直すことが重要です。
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