透析医療機関経営者に役立つMonthlyメール-2005年10月号のバックナンバーです。
透析マネジメント / Monthlyメール / 2005年10月号
┃意識するか、しないかで天と地の差を生む! 2005年10月号 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ┃ 今月のポイント Monthlyメール ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 医療経営戦略研究所 ◆今月のポイント 自助努力で経営を立て直す発想が重要! <解説> 売上げが上がらない、利益率が下がってきているのは、診療報酬が 下がったからだなどと責任転嫁をする経営者がよくいます。 診療報酬が下がっても売上げをあげ、利益をあげている医療機関も あります。 診療報酬は国が決めることです。個々の医療機関、経営者が 診療報酬を上げてくれ!と叫んだところで、どうすることも できません。いつの日か診療報酬が上がってくれることを じっと待っていても、自院の経営が良くなるわけではありません。 透析市場をみると、透析の患者数は毎年、着実に増加しています。 しかし、透析医療機関の経営者の話を聞くと、ここ数年患者数が 増えていないと言うのです。確かに、透析市場全体の平均でみると、 ここ数年1施設あたりの増加患者数は2人程度です。もちろん、 地域によっても状況は異なります。 透析市場全体で透析患者数が増えているのに、なぜ、個々の医療機関 の経営者に聞くと、患者数は増えていないのでしょう? そう、ここに落とし穴があります。患者数が増えている以上に 透析施設数が増加しているのです。当然、どの医療機関も患者数を 増やそうとます。透析の世界でもすでに患者さんの取り合いが 始まっているのです。これが“競争”ということです。 透析の世界も既に競争環境下にあるということを認識しなければ なりません。 診療報酬は下がる一方、患者数もあまり増えない、しかも競争環境下 にあります。前述したとおり、診療報酬は国の決めるもので、 自分でどうすることもできません。競争環境下では、昔のように、 何もしなくても患者さんが増えるということはあり得ないと思うのが 自然です。 それでは、どのようにして競争に勝ち、生き残ったらよいのでしょうか? 競争に勝つためには、地域の他の医療機関よりも、収益性を高めること です。収益性を上げることにより生み出したお金を投資するのです。 そして、職員と伴に、努力を重ねることで、経営体質の強化を はかることができるのです。 誰がやるのですか? そう、あなたがやるのです。 勇気を持って第一歩を踏み出すことにより、活路が見い出せます。 自院の努力で経営を立て直す方法はあるのです。方法は1つでは ありません。自院でやれることは、たくさんあります。 人に責任転嫁をしても、生き残る道はないということを理解してください。 ただ、待っていても経営は好転しないのです。 自助努力で経営を立て直す発想が重要なのです。
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