答えが変わる??
透析マネジメント / 櫻堂渉のコラム / No.18 答えが変わる??

【2008年6月 No.18】
「昨日の正解は今日の正解ではない」
そう言われたら、あなたはどう反応するだろう。
あなたの経営スタイルや透析室の運営システム、患者への対応やマネジメントの仕方、
そして職員教育やマーケティング、これらは1年前と変わっただろうか?
5年前と変わっているだろうか?
一度でも変えようとしたことはあるだろうか?
何かしら変えたことはあるだろうか?
もし何ら変化をしていないとしたら、これまであなたが懸命に
やってきたことの多くは過去の繰り返しに過ぎないということになってしまう。
厳しいかな、仮に透析の経験が10年あったとしても、
1年をただ単に繰り返しているに過ぎないのだ。
残念ながらこれまでのやり方だけでは通用しない。
なぜなら、政策の変化によって経営環境が変わったからだ。
もしも環境が変わらなければ、同じ方法や同じ考え方のままで良いかも知れない。
10年1日のごとく、ワンパターンをひたすら繰り返すことが最善の方法だろう。
このような場合、仕事の慣れや習熟といったものが効率性を生み出し、
その経験が発揮されるからだ。
しかし、環境が変われば、これまでの正解は正解ではなくなってしまう。
環境が変わったならば、変化に応じた違う考えを導き出さなければならない。
いつも同じ答えを導きだしてきた医療機関の経営者や幹部の方には、
「おいそれ」と違う答えを導くことは難しいかも知れない。
組織が成功すればするほど、あるいは経営者が成功すればするほど、
過去の成功体験が染みついて、変化を起こすことができなくなる。
そう、単なるワンパターンに陥ってしまうのだ。
そして、それをあたかも最善の方法のように繰り返すことになる。
しかし、結果は明らかだ。
環境が変化している時、これまでのやり方を頑なに通せば、
同じ方法を繰り返した結果は次第に財務指標に現われてくる。
実際にチェックしてみよう!!
□患者数が増えない
□利益が低下する
□患者のクレームが増える
□患者数が減る
□シェアが減少する
皆さんは何個あてはまっただろう?
1個でも当てはまれば、現況を要検討だ。
なぜ、そうなるのだろう?
答えは‘当然だ!’である。
環境は日々変化しているのに、していくのに、
頑なにこれまでのやり方を通そうとしているのだから。
「経営が悪化してからでは遅い。
これまでのやり方、発想法を変えることが成功の秘訣だ!!
それでは、どのように経営を変えていけばよいのだろうか?