透析医療機関経営者に役立つコラム

考えているだけでは何も起こらない!

透析マネジメント / 櫻堂渉のコラム / No.12 考えているだけでは何も起こらない!

櫻堂渉のコラム

櫻堂渉のコラム

【2007年10月 No.12】

■考えているだけでは何も起こらない!

経営行動の多くは自然科学に多くのヒントがある。どんな自然科学かって?
その答えは物理学。例えば静止している物体を動かすためには、どうすればいいだろうか?答えは簡単。その物体の運動方向に力を作用させるということ。
これを作用−反作用の法則という。
つまり、何等かの行動をとったときにその反作用として人や組織に力が加わる。
そして何らかの変化を及ぼすことが出来る。
考えているだけでは何も起こらない。物理学の教えだ。全く当たり前のこと。

一旦行動を起こすと?

だけど、多くの病院経営者は右往左往するだけで、行動が伴わない。
これに反して、一旦行動を起こし始めた人は、以前よりも前進したことに、
達成感や清清しいといった気持ちを持つことになり、より一層行動に弾みがつく。
もちろん、行動を修正しなければならないことが起こるはずだ。

しかし、この人たちはますます成果を高める行動をとることになる。
そうすると、どうなるだろうか?
もちろんますます成果が上がってくる。しかも、継続的に!
どうだろうか?マインド・セットが如何に重要か。

責任を積極的に引き受ける!

行動した人にとって、仕事がうまくいったり、組織に成果をもたらすころは喜びにちがいないだろう。
しかし、それよりも重要なのは自分に自信がつくということだ。
「俺って(私って)結構、やるじゃない」恐らく自分自身でそう考え始めるはずだ。
だから、自分に自身がつく。
そして以前よりも自分のことが少しだけ好きになる。
その結果、更に行動に弾みがつくという好循環を生み始める。
自分が好きになるから仕事のスピードや質が上がって行く。
これって凄いと思わないだろうか!誤解しないで欲しい。
私は何も論理的思考が悪いといっているのではない。
私の長い経験から、ことを起こす準備の段階でマインド・セットが極めて重要だということを言っているに過ぎない。

それでは、具体的にどうすればいいのだろうか?
ただマインドが重要だといわれても行動につながらない人がいるのも事実だ。
その人は何故行動に移すことができないかというと、「責任を積極的に引き受ける」という気持ちに欠けていることが最大の原因だ。
責任を引き受けるのがリーダーとして当然の義務、ただ上司から与えられた役職位にしか考えていない場合は正に心の態度がリーダーとして出来上がっていない。心の態度が出来上がっていなければ、何を言われても「何か言っているなあ?」くらいにしかメッセージを受け取ることが出来ないのだ。

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