透析医療機関経営者に役立つコラム

行動を起こすために重要なことは?

透析マネジメント / 櫻堂渉のコラム / No.10 行動を起こすために重要なことは?

櫻堂渉のコラム

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【2007年8月 No.10】

■行動を起こすために重要なことは?

前号では、“行動しないリスクほど、たちの悪いものはない、行動しなければ意味がない”という話をした。今回はさらに話をすすめていこう。
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経営者にとって重要なことは?

行動を起こすためには「心的態度」が極めて重要になる。
誰かに言われて嫌々やらされている気持ちになった途端、行動は消極的になってしまう。
しかし、自分に気合を入れて、気持ちを積極的に持ち、「よしやるぞ」と気合を入れると、一歩踏み出すことが出来る。実は経営者にとってこれが最も重要だ。

最近経営の持続性という言葉が話題になる。英語でsustainabilityと言う。
どういうことかというと、これまでのような短期的な戦略や場当たり的な方法論の繰り返しではなく、もっと長期的な視点にたった経営を考えようというものだ。
私に言わせれば「何を今さら」と思う。

実はどんな経営者でも長く経営を続けて行くことに対して飽きてしまうものだ。経営者だけではない。正直な話、部下もまた同様に飽きてしまうのだ。
だから部下の態度を見て、経営者は目先を変えたり、人事のシステムを調整したりして、飽きないような工夫しようとする。

モチベーションをコントロールし続ける!

しかし、本当に重要なのは飽きている部下のことではない。
本当は飽きている経営者本人の方が深刻な問題なのだ。組織運営に、経営に飽きている院長を見て、部下たちはどう思うだろうか?
口では情熱を語ることが出来たとしても、部下はお見通しだ。だからこそ、経営者は自分のモチベーションをコントロールし続けなければならない。それが、プロというものだ。

マリナーズのイチローは練習好きで通っている。しかし、本当に練習好きかどうか私には疑問だ。恐らく練習好きというよりもプロ魂がそうさせているのだろう。
そして、イチローがやっているのは肉体やテクニックの向上だけではない。最も重要なのは心的態度のコントロール、心の鍛錬だ。イチローだけではない。多くのプロがストイックに自分を磨くことに余念がない。プロと言うものはそういうものだ。良く「心構え」という言葉がある。心をどのように保つかということを日本人は古来大切にしてきた。実はこれこそがマインド・セットに他ならない。我々の遺伝子には、このマインド・セットが既にインプットされている。日本人で良かった!さあ皆で先祖に感謝しよう。

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